プロ野球の巨人に在籍してる坂本勇人選手と大城卓三選手が新型コロナウイルスに感染していたことが明らかになりました。これにより、巨人の練習試合が中止になり、6月中旬から開幕予定であったプロ野球のペナントレースへの影響も懸念されます。多くのメディアでは、坂本選手と大城選手は新型コロナ「微陽性」だと報じられていますが、微陽性は陽性と何が違うのでしょうか?感染リスクはあるのでしょうか?
今回は「微陽性」と陽性の違いと感染リスクについて調査しました!
6月3日更新
坂本選手・大城選手のPCR再検査の結果が陰性となりました!プロ野球開幕に一歩前進ですね!
プロ野球で巨人坂本・大城ら計4人が新型コロナ感染


2020年6月3日にプロ野球の読売巨人軍は3日、坂本勇人選手と大城卓三選手が新型コロナウイルスに感染していたことを発表しました。これにより、当日に実施される予定であった西武との練習試合が中止されました。
巨人の坂本選手と大城選手は、2019年のペナントレースでもスタメンとして活躍するほどの重要選手です。坂本選手は巨人不動のショートで、大城選手は小林誠司捕手の次の第2正捕手及びファーストで、打撃能力は巨人の中でも上位に位置しています。
これほどの主力選手から陽性反応が出たということで、非常に世間を騒がせているのです。
微陽性と陽性の違いは何?
微陽性と陽性の違いはどういったところにあるのでしょうか?
これは、違いがないと言えるでしょう。
微陽性でも陽性は陽性ですし、ウイルスが検出されていることに変わりはないからです。強いて違いを挙げるとするならば、ウイルスの量の違いでしょう。
先ほど書いたように、微陽性とはウイルスの量が基準値ギリギリの場合のことをいいます。したがって、一般に陽性とされているケースでは、ウイルスの量が微陽性よりも多い、基準値を遥かに超えている状態を指すのだと思います。
今回のように微陽性であったケースは今までも多くあったはずですが、坂本選手と大城選手だけ「微陽性」という曖昧な表現を使用しているのには何か訳がありそうです。
微陽性は感染リスクはあるの?

「微陽性」とは新型コロナウイルスの検出量が基準値をギリギリ超えている状態だということがわかりましたが、
ウイルスが少ない=他者への感染リスクが少ない
ということになるのでしょうか?
これについて、感染症関連に詳しい国際医療福祉大学・松本哲哉主任教授は以下のように発言しています。
現時点でもウイルスの量が少ないという訳ですから、これからまあしばらく検査をしていけばですね、どこかのタイミングでは陰性 になるとは思います。そしたら、晴れて試合ですとか練習に戻ることができると思います。
この発言から察するに、現在の状態では感染のリスクが大いにあるということがわかります。コロナウイルスの検出量が低くても陽性は陽性だということですね。
プロ野球の開幕はできるのか?

巨人は、ここ数日他の球団との練習試合を行っていますし、それより前から練習も行っています。その中にも当然坂本選手や大城選手はいたので、他の選手にも感染している可能性が多いにあります。
現時点では、全員がIgG抗体検査を行ってはいますが、先ほど書いたように、IgG抗体は感染してから2〜3週間ほどしてから出ないと検出されないため、最近感染した選手には抗体検査では陽性反応が出ないということになります。
近いうちに選手や球団関係者のPCR検査結果が出るようですが、ここで陽性反応が1人でも出てしまう事態になれば、それこそ開幕がさらに延期される可能性もありそうです。
【微陽性】陽性との違いは?感染リスクはある?まとめ
微陽性とは、
陽性であることには変わりない
感染リスクはある
ということがわかりました!
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