
こんにちは!
5月22日つい先ほどとんでもないニュースが入ってきました。
なんと、14年ぶりに国内で狂犬病感染者が現れたそうです。
狂犬病といえばとても危ない病気でしばらく日本では発症者がいませんでしたが、再び発症者が出てしまったようです。
そこで今回は狂犬病の感染力、かまれた時の対処法、水が怖くなるってホントなのか、さらに吸血鬼のモデルという噂があるので調べてみたいと思います。
では見ていきましょう!
狂犬病が14年ぶりに国内で発生、何が起きた?
Yahooニュースによると愛知県豊橋市に来日したフィリピン人が狂犬病を発症したそうです。

このフィリピン人の方は今年二月、日本で働くため来たそうです。
昨年九月ごろ、この方はフィリピンで左足首を犬にかまれましたが、受診しておらずその時に感染したとみられています。
このフィリピン人の方は今月11日に足首に痛みを感じ、その後痛みや嘔吐に加え水を怖がる症状が確認され豊橋市内の医療機関に入院しました。
現在は重傷だそうで、まだ入院していると考えられます。
厚生労働省によると国内感染は1950年代が最後で、2006年には横浜市と京都市の男性二人がフィリピンで犬にかまれて狂犬病に感染し、帰国後に死亡した事件がありました。
今回の狂犬病発症はその2006年から14年ぶりだそうです。
追記(2020年6月15日):
狂犬病を発症した外国籍で30代の男性が
2020年6月13日にお亡くなりになられました。
ご冥福をお祈りいたします。
厚労省によりますと、
狂犬病はけいれんや呼吸障害などを引き起こし、
致死率はほぼ100パーセント、
潜伏期間は1年から2年
という報告もあるようです。
皆さんも海外旅行の際は気をつけましょう!
狂犬病が14年ぶりに国内で発生!感染力は?

狂犬病が国内で14年ぶりに確認されたとのことですが、狂犬病の感染力はどのようなものなのでしょうか?
調べてみますと狂犬病は人から人への感染はないそうです。
しかし、すべての哺乳類が感染する可能性があり、狂犬病という名前ですが犬だけに限らず他の哺乳動物からも人に感染することはあります。
狂犬病の感染方法としては発症した動物にかまれるなどのウイルスが体内に侵入することで感染します。
有効な治療法・ワクチンはなく、発症してしまうとほぼ100%死亡するそうです。
世界で年間5万人以上が発症・死亡している危険性のきわめて高い病気です。
狂犬病の潜伏期間は人間の場合数日~数年とされているそうですが、感染部位が脳に近ければ近いほど潜伏期間が短くなります。
というのも狂犬病ウイルスは体内に侵入すると神経を通って脳に達し、脳神経の機能を侵します。その時が発症したということなのです。
人から人への感染はないとのことなので感染力はそこまでありませんが、致死率はほぼ100%なので絶対にかかりたくないですね。
狂犬病が14年ぶりに国内で発生!対処法は?
それでも、仮に狂犬病に感染した犬にかまれたらどうすればいいのでしょうか?
どうやらかまれたからといって必ず死ぬというわけでもないそうです。

厚生労働省のホームページによりますと狂犬病発生国では、犬にかまれた後すぐに狂犬病ワクチンの接種を開始し、潜伏期間中に狂犬病の免疫を獲得させるという狂犬病暴露後発症予防が行われているそうです。
このように、狂犬病ウイルスに感染した場合は発症する前にワクチン接種などの治療を行えば発症を防ぐことができるそうです!
狂犬病に感染したからといって100%死んでしまうわけではないんですね!
しかし、狂犬病が発症してしまった場合はほぼ100%が死亡します。
ただし、呼吸麻痺に対する措置として人工心肺などを用いたことがあり、発症したが生存したという事例が過去に6例ほど報告されているとのことです。
仮に発症してもめちゃくちゃ運が良ければ生き残れる可能性がありますね。
だから致死率は100%でなくほぼ100%なんですね!
なお、ワクチンの接種は初回のみではなく複数回にわたる接種が必要となります。
万が一のために覚えておきましょう!
狂犬病が14年ぶりに国内で発生!水を怖がるのはなぜ?
狂犬病にあまり縁がない日本でも狂犬病にかかると水が怖くなるということはよく知られていますよね。
それは本当なのでしょうか?

狂犬病は別名「恐水病」ともよばれ、これは発症すると神経が過敏になるため患者が水を飲もうとすると水の刺激で強いけいれんが起こり、水が飲めなくなるそうです。
その結果、患者は水を恐れるようになるそうですね。
また、これは豆知識ですが狂犬病は吸血鬼のモデルといわれているそうです。
18世紀前半、東ヨーロッパあたりで犬や狼が狂犬病に感染した例が多いらしく、それに加えて当時は吸血鬼が話題になっていたことから、吸血鬼伝説が狂犬病と結びついて現在の吸血鬼のイメージが出来上がったといわれています。
狂犬病って日本ではあまり聞きませんが、この機会に知識を得ておくとこの先何か起きた時安心ですね!
狂犬病が14年ぶりに国内で発生のまとめ
今回は国内で14年ぶりに狂犬病が発生した件について書いていきました。
狂犬病は発症したらほぼ100%死んでしまうとのことなので、今回発症してしまったフィリピン人の方は死んでしまうのでしょうか?
しかし、発症する前にある対処をすれば死なない可能性があるのは覚えておきたいですね。
また、狂犬病と吸血鬼伝説の関連があるのは驚きでしたね。
今回の狂犬病の件で周りに感染することはないので安心しましょう。
感染病はコロナだけで充分ですからね、、、
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